連載小説
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思い切って、復活。
 あれから3日間、自分なりに真剣にず〜っと考え続けました。
 賢明な読者には初めからきっと分かっていたと思います。書けなくなったのは和世が可哀相だから、と勝手に思い込んでいた。しかし本当は、そんな事を平気でしていた自分が、嫌になったから書けなくなったのです。
 いい子ぶりたい、軽蔑されたくないと心の中で、拒絶反応を起こしたからでした。20数年前に、本来気がつくべきだったのです。今頃になって反省したって、傷つけてしまった相手の、心や時間は決して戻らない!。
 昔、縁があって過ごした女性達が、これを読む事もないだろうが、かえって、こんな男と別れて良かったなと思えるよう、あえて続きを書きます。
 何よりも、それがもうここまで歩んで来てしまった、自分の人生そのものなんだから・・・。

 悩みがあっても、すぐに立ち直おれるるのが、B型だ。(余談だが、本当の事を言うと、もうB型に嫌気ガさし、できればO型の血液に全取っ替えしたいなと、僕は以前から思っていました。)
 そうと決めたら・・・・暴露します。実は、善ちゃんとの最初の結婚生活のピリオド、離婚届を出す際、事もあろうに、1年前からすでに付き合っていた和世と一緒に渋谷区役所に行きました。
 しかし、和世との2回目の結婚までの3年間の独身生活こそが、女天国、超おバカ人生そのものだったのです。
 かくして、多少なりとも重荷を感じていた、妻帯者のレッテルもはがされ、歯止めの利かない好色人生がさらに続く事になるのだ。
 もう恥ずかし〜い、穴があったら入りたぁ〜ィ!

 
10/09/11 11:23更新 / アンバー
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■作者メッセージ
馬鹿は死ななきゃ〜あっ、直らぁ〜なあい〜!(森の石松じゃねーよ)

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まろやか投稿小説 Ver1.53c